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新学長就任挨拶


学長 中 谷  武
 2014年4月1日から、足立英之前学長の後任として、新学長に就任しました。重責に身の引き締まる思いです。私と尾道市立大学とのご縁は、本学が公立大学法人化を検討する際に、委員を拝命したことに始まります。法人化前は法人化準備委員会委員、法人化後は評価委員会委員として、本学が新しいスタートをきる約4年弱の間、外部委員として関わって参りました。今後は学長として、皆様のご協力を得ながら尾道市立大学の発展のために最善を尽くす所存ですので、よろしくお願いします。
 まず着任して、尾道市立大学が美しく静かな自然 環境とキャンパスに囲まれていることを再認識しました。 このような景観と静穏は学生たちが4年間充実した大学生活を送るのに大変重要な環境です。今年、新しい学舎が完成しましたが、これによって学生は以前よりもさらに整備された素晴らしい教育環境で勉学が出来るようになります。また、尾道市立大学は自然環境に恵まれているだけでなく、尾道市民の教育に対する熱い情熱に支えられて発展してきた歴史と伝統を持っています。この伝統を引き継いで、地域社会に貢献する開かれた尾道市立大学の一層の発展を図りたいと考えています。
 尾道市立大学は経済情報学部と芸術文化学部の二つの学部からなる、全学で1400人ほどの比較的小規模の大学です。これは、尾道が古くから海運と流通で栄えた産業のまちであり、同時に優れた芸術や文化を生み出してきたまちであるという尾道の特性に由来していますが、尾道市立大学の大きな魅力だと考えています。経済・経営・情報の分野と文学や美術の分野は一見すると非常にかけ離れていますが、社会科学を学ぶとともに芸術文化を愛し、芸術文化を専門としながらも社会科学の知識もあるというバランスのとれた人材は、それ自身大変魅力的ですし、また将来の日本社会を担う社会人に求められる素養であると私は考えています。尾道市立大学が経済情報と芸術文化の2学部からなるという特徴を生かしていくならば、小さいながらもきらりと光る大学として存在価値を高めていけると確信しています。
 いま大学を取り巻く環境は厳しくなっています。私はこれまで、国立大学や私立大学で勤務する機会や、海外のいくつかの大学に留学する機会がありましたが、どの大学も教育、研究、そして地域貢献にこれまで以上に力を入れるようになっています。しかし最も重要なことは、大学に学ぶ学生たちが次代を担う若者として専門知識と幅広い教養を身につけて育っているかどうかだと思います。学生が育つのは多くの教員や友人たちとのふれあいを通じて刺激を受けるからです。そういう良い刺激を与えることの出来る環境を準備することが大学に働く教職員の務めだと考えています。
 世の中のグローバル化は急速に進んでいますが、尾道市立大学は、国際社会でも通用する人材育成にも力を注がなくてはなりません。海外との結びつきは経済活動、文化活動など様々な分野でこれからますます進展することでしょう。足立前学長の下で海外のいくつかの大学との交流が進展していますが、学生にとって短期間でも海外に出かけ、現地の学生と交流する経験は大きな刺激になります。国内だけでなく海外で様々な違った考え方を知り、異なる文化に接する機会を得ることは、学生たちが幅広い視野と豊かな人間性を身につけた人間に育つために大変重要なことだと考えています。
 長い人生の中で大学の4年間ほど自由に勉強ができ、そして成長できる時期はありません。この大切な時期を無駄にせず一生懸命勉強して、学生一人一人が「尾道市立大学に来てよかった」と実感できるように、我々教職員は一丸となって努力して参ります。