教育の基本方針

 美術学科は画家やデザイナーなど、持続的な創作活動を行う人材の輩出を目標としています。それぞれの分野で専門家としての道のりを歩んでいく 過程は決して平坦ではありません。表現者として活動を継続していくためには、表現する意欲とそれを支える確かな造形力が必要となります。 そのため、自分の特質を探し、表現する意欲を育むことを基礎と捉え、実習を行っていきます。
 1年次では専門分野にとらわれずに、基礎実技を重視して基本的な造形能力を養います。

他専攻を体験する

 本学美術学科は2年次で専攻を選択できるコース制をとっています。
 1年次では、全員が共通課題としてデッサン基礎実習、構成実習、彫刻実習を行います。次に2年次から専攻する3コース(日本画・油画・デザイン) の課題(総合基礎実習)を体験します。その後、各コースの演題を選択しながら実習し、各学生が自己の資質と方向性を吟味した上で教員と面談を行い、 2年次からのコースを決定していきます。2年次からは1年次で学んだ基礎力を踏まえ、それぞれの分野の知識や技術の修得に力を注ぎ、専門能力を 高めていきます。
 また、より専門的な研究を行う機関として2005年度より大学院が設置されました。 

取得できる資格

  • 中学校教諭1種免許状(美術)
  • 高等学校教諭1種免許状(美術)
  • 学芸員