学生の石像彫刻、瀬戸田町興福寺に237点永久設置(2013.10.1)

学生の石像彫刻、瀬戸田町興福寺に237点永久設置

学生の石像彫刻237点が瀬戸田町、興福寺に永久設置されました。

〈石像彫刻設置の経緯〉
 2006年より毎年本学では美術学科1年生の彫刻授業で石像彫刻作品を「私の想い・百年後へのメッセージ」をテーマに制作しています。
 2008年から2009年にはプロジェクト指導教員の美術学科児玉康兵教授と学生メンバーで、瀬戸田で石像彫刻のワークショップを行い、2011年には「東日本大震災の復興を願う・祈りの像」をテーマに、 尾道市立瀬戸田小学校6年生48名の案の中から小学校、地元関係者の方々によって選ばれた濱田祐介君のデザインをもとに学生達と6年生全員が参加し、石像を制作しました。 (下記写真※1)
 2013年の7月まで瀬戸田町しおまち商店街に石像彫刻約180点を展示していましたが、9月より瀬戸田町の興福寺に永久設置させて頂く事が決まりました。 瀬戸田町の方たちと場所の提供を申し出て下さった興福寺さんの協力のもと石像彫刻設置プロジェクトの学生たちが夏期休業中に合宿を行い、石像設置の為の作業を行いました。
 また、今年度の一年生の作品を境内で展示する「第八回尾道市立大学石像彫刻展」を9月28日から11月1日まで開催し、終了後作品を永久設置場所に設置する予定です。

 瀬戸田町に訪れた際にはぜひお立ち寄りください。また、多くの方のご支援、ご協力に感謝致します。

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興福寺(広島県尾道市瀬戸田町福田998) 2011年瀬戸田石像彫刻ワークショップ作品『涙を越えて』(写真中央)※1
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作業前 作業経過I
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作業経過II 合宿最終日
(合宿終了後の9月22日、整地が終わった場所に全石像の設置作業を行いました。)

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9月22日作業の様子

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石像設置完成