次期理事長予定者の決定について

公開日 2020年01月06日

 現理事長が令和2年3月31日をもって任期満了となるため、公立大学法人尾道市立大学理事長選考会議で次期理事長の選考を行いました。選考の結果、藤澤 毅氏(現 尾道市立大学理事兼副学長)を次期理事長予定者として決定しましたので、お知らせします。

 

1 次期理事長予定者

藤沢先生

 氏  名  藤澤 毅(ふじさわ たけし)         
 生  年  昭和38年(1963年)8月(56歳)
 学歴・学位
  昭和63年(1988年) 上智大学文学部国文学科卒業
  平成 2 年(1990年) 修士(文学)(上智大学)
  平成 5 年(1993年) 上智大学大学院博士後期課程(国文学専攻)単位取得退学
 専門分野  日本近世文学
 略  歴
  平成 5年 (1993年)4月 上智短期大学非常勤講師(~平成8年(1996年)3月)
  平成 7年 (1995年)5月 国文学研究資料館非常勤研究員(~平成8年(1996年)3月)
  平成 8年 (1996年)4月 広島文教女子大学専任講師(~平成12年(2000年)3月)
  平成12年(2000年)4月 広島文教女子大学助教授(~平成15年(2003年)3月)
  平成15年(2003年)4月 尾道大学助教授(~平成19年(2007年)3月)
  平成19年(2007年)4月 尾道大学教授(~平成24年(2012年)3月)
  平成24年(2012年)4月 尾道市立大学教授(大学名称変更)(~現在に至る)
  平成27年(2015年)4月 尾道市立大学日本文学科長(~平成29年(2017年)3月)
  平成27年(2015年)4月 尾道市立大学附属図書館長(~現在に至る)
  平成29年(2017年)4月 公立大学法人尾道市立大学理事兼副学長(~現在に至る)

 

2 次期理事長の任期及び任命

  令和2年4月1日から令和6年3月31日まで(4年間)
  理事長の任命は、尾道市長が公立大学法人からの申出に基づき行います。
  なお、理事長は、定款の規定に基づき尾道市立大学の学長になります。

 

3 選考経過(令和元年)

  7月30日  第1回理事長選考会議(理事長候補者選考日程及び公示案の決定)
  9月24日  理事長予定者選考に係る公示
  9月24日~10月11日  理事長候補者推薦・立候補受付期間
  11月21日 第2回理事長選考会議(書類審査)
  12月 3日 第3回理事長選考会議(面接審査)
  12月10日 第4回理事長選考会議(理事長予定者の決定)

 

4 選考理由

 藤澤 毅氏は、平成15年(2003年)に尾道大学助教授として着任し、平成19年(2007年)からは尾道大学教授として現在まで教育研究活動に従事し、数々の優れた研究業績を挙げてこられました。
 この間、平成17年(2005年)の尾道大学大学院の設置、また、平成24年(2012年)の尾道市立大学の法人化に尽力されました。そして、平成27年(2015年)からは尾道市立大学日本文学科長、大学附属図書館長として優れたリーダーシップを発揮し、平成29年(2017年)から現在までは理事兼副学長として重責を担い、学長をよく補佐し、大学運営の中心となり活躍してこられました。
 同氏は、尾道市立大学の特長を深く理解し、学生一人一人を大切にし、教育研究環境を整え、地域活動の推進に熱心に取り組む姿勢を持ち、将来の尾道市立大学のあるべき方向性を踏まえて、先頭に立って大学運営をリードできる十分な資質を有しています。
 よって、今後公立大学を取り巻く環境がより厳しさを増す中、本学のリーダーとして適任であると判断し、次期理事長予定者として決定しました。

 

5 理事長予定者の抱負

 このたび、理事長予定者となりました藤澤です。尾道市立大学が4年制大学として開学してから初めて学内から選出された理事長予定者として、学内からの期待をひしひしと感じております。
 尾道市立大学は2学部3学科からなる、地方の小さな公立大学です。この特長を活かしながら、一つには近隣の高等学校から評価される大学、そしてもう一つには全国の受験生が入学を希望する大学であることを目指したいと思います。そのためには、まずは本学に入学してきた学生に対し、真摯な態度で教育に当たり、学生にはそれぞれの専門分野の学習によって身につけた力と自信を持たせて社会に送り出すことを大事にしていきたいと考えております。教学一如の精神をもって、学ぶことの意義と楽しさを教員と学生とが共有できる大学であることを、より一層確実にしていきたいと思います。
 地域との関係もこれまで以上に密接なものにしていきたいと考えております。地域の情報は学内へ、そして学内の情報は地域へと伝わるようにしていきたいと思います。学生が尾道市立大学に入学し4年間在籍してくれることは、そのこと自体が一番の地域貢献です。学生にはその感謝の気持ちを伝えながら、さらにこの地域を好きになってもらえるようにしていきたいと思います。また、尾道市立大学には優秀な研究業績を挙げている教員がたくさんおります。こうした教員それぞれの学問の成果は、引き続き公開講座などを通して社会に還元していくことをお約束いたします。
 上記のことを成し遂げるためには、学内の教職員はもとより、地域の皆様、関係諸機関の皆様のご協力とご支援が必要であることは間違いがありません。引き続き暖かく見守っていただけますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。


  <参考>
 理事長予定者の選考は、地方独立行政法人法及び公立大学法人尾道市立大学定款の規定に基づき設置された理事長選考会議(議長 邵 忠)によって行われました。
 理事長選考会議は、経営審議会から選出された3名と、教育研究審議会から選出された3名の計6名で構成されました。
 
経営審議会選出委員
 田邊 耕造 (公立大学法人尾道市立大学理事、アンデックス(株)代表取締役)
 津浦  実 (公立大学法人尾道市立大学経営審議会委員、(学)IGL学園本部長)
 寺山 修司 (公立大学法人尾道市立大学理事、尾道市立大学事務局長)
教育研究審議会選出委員
 邵  忠  (公立大学法人尾道市立大学理事、尾道市立大学副学長)
 吉原 慎介 (尾道市立大学芸術文化学部長)
 信木 伸一 (尾道市立大学日本文学科長)

 

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