佐藤 沙織
Sato Saori

職名    准教授
略歴
2011年3月 一橋大学社会学部卒業
2013年3月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了
2016年3月 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了 博士(社会学) 
2016年4月 尾道市立大学経済情報学部講師
2020年4月 尾道市立大学経済情報学部准教授
所属学会    社会政策学会、日本保健医療社会学会、関東社会学会
研究テーマ    病院政策、医療政策、社会福祉、地域包括ケア
担当科目    社会政策、社会保障、社会保障入門、社会保障特論
   基礎演習I、専門演習I、専門演習II
自己紹介

人々の生活を支える手段は様々にありますが、戦後日本ではとりわけ医療がその中核を担ってきました。そこで「なぜ日本では医療に偏重して支える仕組みが発展したのか」という課題の究明から、医療だけに偏らないこれからの社会の支え合いの仕組みを展望することを目指しています。
2016年4月に尾道に着任してからは、尾道市特有の地域包括ケアシステムである「尾道市医師会方式」の成立条件についても検討しています。
講義では、普段は当たり前すぎて気にもとめないようなことを疑い、突き詰めて考えるきっかけを提供できるよう心がけています。ゼミナールでは、毎年、医療や福祉の現場で調査合宿を実施しています。わからないことを良く知っている人に「聞く」ことで、社会を「知る」楽しさを実感できる機会を提供しています。

業績
  [著書]
(1) 高間沙織「戦後日本における病院の福祉施設的利用」猪飼周平編『羅針盤としての政策史』勁草書房、2019年2月22日初版発行、pp.73-132
(2) 高間沙織「戦後日本における病床供給の構造」公益信託松尾金藏奨学基金編『明日へ翔ぶ-人文社会学への新視点-4』風間書房、2017年3月19日初版発行、pp.241-264
  [論文]
(1) 高間沙織「地域医師会事業の発展条件に関する一考察 尾道市医師会方式を事例として」『地域ケアリング』第21巻第6号、pp.40-48、2019年6月
(2) 高間沙織「地域連携における医師会自治の機能 尾道市医師会方式を事例として」『地域ケアリング』第20巻第3号、pp.98-102、2018年3月
(3) 高間沙織「書評 しかし、誰が、どのように分配してきたのか 同和政策・地域有力者・都市大阪」『保健医療社会学論集』第28巻第2号、pp.89-90、2018年
(4) 高間沙織「戦後日本における病床偏重の高齢者処遇―コミュニティケア発展の困難の観点から―」一橋大学博士学位取得論文、pp.1-207、2015年11月
(5) 高間沙織「地域包括ケアシステムの存続と自治の機能 岩手県一関市国保藤沢病院を事例として」『大原社会問題研究所雑誌』No.675、pp.53-71、2015年1月、査読あり
(6) 高間沙織「戦後日本における病床供給の構造−公私病院・福祉施設の比較から−」『日本計画行政学会第9回若手研究交流会』pp.55-58,2015年3月
(7) 高間沙織「地域包括ケアシステムの存続と自治の機能 岩手県一関市藤沢病院を事例として」『保健医療社会学論集』第25巻、p.37、2014年、査読あり
(8) 高間沙織「戦後日本における診療報酬制度の変遷と医師による病床所有」『日本医療・病院管理学会誌』Vol.50、p.248、2013年8月、査読あり
(9) 高間沙織『戦後日本における開業医による病床所有』一橋大学修士学位取得論文、pp.1-136、2013年1月
  [研究発表]
(1) 高間沙織「戦後日本における医療と社会福祉の関係性-高齢者処遇の観点から」『RTDヘルスケア政策・社会福祉政策における政策史研究の射程』第45回日本保健医療社会学会大会、東京、2019年5月、査読あり
(2) Saori Takama, “The Role of Local Medical Associations in Community-based Care”, The 15th East Asian Social Policy Network Annual Conference on Social Policy in Post-Growth East Asia, University of Bristol, UK, July 2018、査読あり
(3) Saori Takama, “Role of Medical Practitioners in Integrated Community Care Systems: Onomichi Case Study”, UK-Japan Seminar on the Politics and Practices of ‘Low Fertility and Ageing Population’ in Post-War Japan, University of Manchester, November 2016
(4) Saori Takama, “Conditions for Establishing an Integrated Community Care System: Onomichi Case Study”, Keio Young Scholars' Workshop on the History of Medicine, Disease, and the Body 2016, September 2016
(5) Saori Takama, “The Conditions for the Use of Hospitals as Nursing Homes in Postwar Japan”, The Nineteenth Asian Studies Conference Japan (ASCJ), Tokyo, June 2015, 査読あり
(6) Saori Takama, "The Structure of Sickbed Supply in Post-war Japan: A Comparison of Public Hospitals, Private Hospitals and Social Welfare Facilities”, Workshop on the History of Medicine, Society and the Body, Keio University, March 2015
(7) 高間沙織「戦後日本における病床供給の構造−公私病院・福祉施設の比較から−」『日本計画行政学会若手研究交流会』東京、2015年3月
(8) 高間沙織「地域包括ケアシステムの存続と自治の機能」『第40回日本保健医療社会学会大会』宮城、2014年5月、査読あり
(9) 高間沙織「自治の機能と自治体病院」Social Policy Studies Network・福祉社会学会研究会、東京、2013年12月
(10) 高間沙織「自治の機能と自治体病院−F病院を事例として」Asian Society for Social History of Medicine例会、東京、2013年11月
(11) 高間沙織「戦後日本における診療報酬制度の変遷と病床供給の構造」『第51回日本医療・病院管理学会学術総会』京都、2013年9月、査読あり
(12) 高間沙織「戦後日本における開業医による病床所有」『第61回関東社会学会大会修論フォーラム』東京、2013年6月
  [その他]
  [受賞]
(1) 日本修士論文賞佳作賞、三重大学出版会、2013年12月
(2) 一橋大学学業優秀学生表彰、2010年度社会学部卒業生総代、2011年3月
  [外部資金獲得]
(1) 科学研究費基金(若手研究)「戦後日本における病院の福祉施設的利用の構造に関する研究」(研究代表者)、日本学術振興会、2018年4月-2021年3月
(2) 科学研究費補助金(研究活動スタートアップ支援)「医療の地域展開を含む地域ケアの成立条件に関する研究」(研究代表者)、日本学術振興会、2016年4月-2018年3月
(3) 科学研究費特別研究員奨励費「戦後日本における診療報酬制度の変遷と病床供給・長期入院許可に関する研究」(研究代表者)、日本学術振興会、2015年4月-2016年3月
(4) 松下幸之助記念財団研究助成「戦後日本における診療報酬制度の変遷と病床供給の構造」(研究代表者)、松下幸之助記念財団、2013年10月-2014年9月
(5) 公益信託松尾金藏記念奨学基金、給与奨学生、2013年4月-2015年3月