02大学院生・修了生の声
藤本 澪 絵画研究分野 日本画
Q 大学院へ進学した理由を聞かせてください。また進学を決めたのはいつ頃ですか?
大学院へ進学した理由は、学部生の4年間だけでは日本画の理解や自分の作品の確立に至っていないと思ったからです。また、制作から出展までの過程を就職後でも習慣化できるのか見極めたいといった理由もあります。進学を決めたのは、2022年の4月、学部4年になった頃です。
Q 学部生の頃と比べて、院生の大学生活はいかがですか?
学部生の頃に比べると、自分で予定を組みやすい分、無計画でことに当たると2年間なんてすぐに終わってしまうなと感じました。学部と大学院の違いとして印象深いのが講評です。大学院の講評では外部の先生をお呼びしていただき、尾道市立大学の教授陣とは違った視点からの指摘や考え方をご教授いただけるので、新鮮な発見や気づきが得られました。
Q 院生になって達成したこと、また今後の目標等はありますか?
2023年は院展に出品したのですが入選に至らなかったので、今年は入選できたらと思っています。制作に気を取られすぎていたので、計画性を持ってフィールドワークや就職、展示などの活動にも力を入れていきたいと考えています。
Q 大学院への入学や進学を検討している後輩に向けて、アドバイスをお願いします!
2年間という短い間ですので、積極的に自分がやりたいこと、やってみたいことを計画して実行することが必要だと思います。講義を受ける場合、制作に負担がかからないように課題の量を調整してくださるので、先生方に相談した上で自分の計画との折り合いを付けていけると充実した生活をおくれると思います。
煌々と轟
91×116.7cm 麻紙、岩絵具、膠
2023年
祭り
130.3×162cm 麻紙、岩絵具、箔、膠
2023年