公開日 2026年08月10日
MOU尾道市立大学美術館では、「In Focus17―卒業生の現在―」を開催します。
「In Focus17―卒業生の現在―」は、尾道市立大学を卒業・修了後、創作活動を継続している若手作家を紹介する企画で、2010年より回を重ね、今回で17回目となります。卒業生支援を重要な目的の一つとして掲げるMOU尾道市立大学美術館において、注目すべき企画展です。今回はおおだいらまこ、吉田真子、山本晶大の3作家を紹介します。
おおだいらまこは、「絵画作品と鑑賞者の関係性」を主題に、絵画の在り方を探る様々な試みを展開しています。近年の風景画は、作家の私的な風景を描きながらも、鑑賞者の心象を喚起し、絵画や記憶がもつ虚実のあわいを浮かび上がらせる表現となっています。
吉田真子は、「日々の暮らしで出会う記憶の欠片」を題材に制作をしています。日本画画材の層の重なりや削り出しによって作り出される独特な風合いには、移ろいゆくものの情趣や息遣いが感じられます。
山本晶大は、失われてゆくものや忌避されるものなど、見過ごされた事物や場所との対話から創作を行い、その表現手法は、建築物や映像表現を用いたインスタレーション、絵画や立体作品など多岐に渡ります。作家の眼差しは、モチーフに刻まれた来歴と響き合い、私たちに「不在の静かな語り」を感じさせます。
三者それぞれの視点は、私たちの日常とどのように重なり合うでしょうか。会場にてぜひご覧ください。
In Focus17―卒業生の現在―展の概要
会期:9月5日(土)~10月4日(日)
会場:MOU尾道市立大学美術館
開館時間:10:00〜18:00 入館無料
休館日:水曜日・木曜日(祝日開館)
アーティストトーク:
開催日時:9/27(日)13:00〜(申込不要)
会場:MOU尾道市立大学美術館


【次回の展覧会】
「秋山 隆―いままでとこれから―」
会期:10月24日(土)~11月23日(月・祝)
本学の美術学科非常勤講師、彫刻家の秋山隆による個展です。流動的な「存在」と「現象」をメインテーマに動物や人工物をモチーフとした木彫作品など、これまでの制作を紹介します。
お問い合わせは、MOU尾道市立大学美術館まで
TEL:0848-20-7831

