公開日 2025年02月14日
本学学生が、令和6年5月26日に実施された「公認会計士試験(短答式)」に合格しました。
現在は「公認会計士試験(論文式)」の合格を目指して努力されています。
公認会計士試験を実施する公認会計士・監査審査委員会によると、令和6年5月の短答式試験には16,678人の方が出願され、そのうち合格者は1,041人(合格率6.2%)という難関試験です。
どのようにして試験に臨まれたのか、ご本人にインタビューしました。
プロフィール
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【所属】 【出身高校】 【名前】 |
取得した資格、または合格した試験の名称を教えてください。
公認会計士試験(短答式)、日商簿記1級です。
上記の資格または試験を志した理由は?
大学で何かをやり遂げたいと考えたときに、特に難しいとされる公認会計士が目に留まりました。「公認会計士」という名前に憧れたこともあってチャレンジすることにしました。
高校までの学習状況や、大学入学後の取り組みはいかがでしたか?
やらされることが嫌だったので、高校時代は宿題もあまり出さないくらい勉強の習慣がありませんでした。大学入学後に自分で公認会計士になろうと決めて、まずはアルバイトで資金を貯めることに集中して取り組みました。(1年次の2月ごろまでに70万円程度)
大学2年生の12月に初めて短答式試験を受験して、その後、大学4年の5月に短答式試験に合格することができました。
尾道市立大学での学びはいかがでしたか?
試験対策をしていると結論だけを暗記するケースが多いのですが、大学の講義では考え方のプロセスや裏側を知ることができて、予備校などでの授業とはまた違った楽しみがありました。 施設面では、大学の近くに下宿していたので、夜間や休日でも利用できる翠明館の自習室を大いに活用していました。 |
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おすすめの勉強法、教材、グッズはありますか?
苦手な科目や範囲を作らないようにして、どの科目も同じくらいの得点水準になるように注意して勉強を進めていました。教材は予備校のものだけを使っていました。
自習室にはスマホを持ち込まないことを徹底し、休憩時にはウォークマンで音楽を聴いたり、散歩をしたりしてリフレッシュしていました。
特に食事に注意しており、コーヒーは1日2回だけ、お菓子は食べないなどのマイルールを決めていました。糖分が欲しくなったら果物を食べるようにしていました。
今後の目標を教えてください。
まずは次年度8月にある論文式試験に合格できるよう頑張り、合格したら東京での就職を目指したいです。
次年度からは大学院への進学を決めているので、インターンシップなども活用しながら将来のことを考えたいと思っています。
同じ資格を目指す後輩へのメッセージをお願いします。
予備校などに入っても受験しないで挑戦をやめてしまう方もいるので、まずは大学3年生の5月までに短答式試験を受験することを目標にして頑張ってほしいです。 一定期間の勉強を続けてみる、試験の申し込みをする、実際に試験を受ける、結果を自己採点してみるといった形でステップを設定することで、モチベーションを維持できると思います。 |
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