公開日 2025年06月17日
本学教員である中村譲教授、山梨千果子講師、小西美幸助手と在学生3名が、令和7年6月17日(火)に尾道市立三成幼稚園を訪れて造形活動の指導を行いました。
この活動は、「芸術的な視点を取り入れた幼児教育事業」として本学と尾道市教育委員会が連携をして実施したことがきっかけで、本年で4年目を迎えています。美術学科を備える本学の知見を活かし、芸術的な視点を幼児教育に取り入れていただくことで幼児の表現力、創造力の向上を図ることを狙いとしています。
今回は、年長・年中の園児8名に参加していただき、画用紙の上に糊を吹き付け、細かく切った色紙や綿などを自由に貼り付けていく造形活動を行いました。園児たちはお気に入りの色や形の素材を選び、思い思いの作品を仕上げていました。色紙を何層にも重ねて立体にするといった工夫をする園児もおり、考えながら制作することであっという間に時間が過ぎたようでした。
制作後は園児たちから「キラキラをたくさん使ったよ」、「たくさん重ねてお山を作ったよ」、「お友達の作品のここが上手だったよ」といった感想が聞かれ、自分自身の作品だけでなく、お友達の作品もよく観察している様子が印象的でした。
今回の活動をきっかけに、ますますお絵描きや工作に夢中になってもらえればと思います。