公開日 2026年08月19日
本学大学院経済情報研究科の大学院生3名(日高史奈さん、陳智皇さん、林祐辰さん)が、国際会議「IIAI AAI 2026」(20th IIAI International Congress on Advanced Applied Informatics)において研究発表を行いました。
厳正な審査を経て通常論文として採択
本会議では事前に厳正な査読審査が行われ、これを通過した論文のみが発表を認められます。
開会式で公表された情報によりますと、今回は19の国・地域から計518件の論文が寄せられ、最終的に131編が通常論文(採択率25.2%)、33編がショートペーパー、17編がポスターとして採択されました。
本学の大学院生3名はいずれも通常論文として採択され、自身初となる国際会議での英語による口頭発表に臨みました。

発表内容
| 発表者 | 日高 史奈 |
| タイトル | Visualizing Method for Open-Ended Responses in Class Evaluation Questionnaires(授業評価アンケートにおける自由記述式回答の可視化手法) |
| 研究内容 | 授業評価アンケートにおける自由記述式の回答を、授業の良否の評価に活用するための可視化手法に関する研究です。 |
| 発表者 | 陳 智皇 |
| タイトル | A Hybrid Dual-Model Architecture for High Performance AI-Generated Code Detection(高性能なAI生成コード検出のためのハイブリッド・デュアルモデル・アーキテクチャ) |
| 研究内容 | プログラミングの授業における提出課題が生成AIによって作成されたものかどうかを高精度に検出する手法に関する研究です。 |
| 発表者 | 林 祐辰 |
| タイトル | A Study on YOLOv13 with Knowledge Distillation: The Impact of Strategic Distillation Placement within the Neck Pipeline(知識蒸留を用いたYOLOv13に関する研究:ネックパイプライン内における戦略的な蒸留位置の配置が及ぼす影響) |
| 研究内容 | 物体検出の最新モデルの一つであるYOLOv13の学習において、学習済みの高性能なモデルの知識を、より軽量なモデルに継承させる「知識蒸留」の手法に関する研究です。ネックパイプライン内における蒸留位置の違いが性能に与える影響を検証しています。 |
参加した学生の声
初めての国際会議に臨んだ日高さんは、「プレゼンテーション自体は何度も練習したのでなんとかなりましたが、質疑応答で何を言っているのか聞き取るのが大変でした」と、その難しさを振り返りました。「セッション終了後に、ベトナム人の先生から『写真を撮りましょう!』と声をかけていただいたものの、最初はとっさに応じることができませんでした。」というエピソードからも、初めての国際会議ならではの緊張が感じられました。

今後に向けて
本学大学院経済情報研究科では、2020年より(新型コロナウイルス感染症の流行期を除いて)毎年国際会議での口頭発表等に参加しており、IIAI AAIでの発表は今回を含め延べ5件となりました。こうした国際会議での発表経験は、大学院生としての研究能力の向上のみならず、自身の研究が社会に貢献し得ることを肌で実感できる貴重な機会となっています。

※国際会議「IIAI AAI 2026」について
- 開催期間:2026年7月12日(日)~17日(金)
- 開催場所:福井市地域交流プラザAOSSA
- 公式サイト:https://iaiai.org/conference/aai2026/
IIAI AAIは、コンピュータ科学および情報科学の幅広い分野の科学者、技術者、コンピュータ利用者、学生が一堂に会し、研究成果を発表する国際会議です。
知識工学、人工知能、データサイエンス、インタラクションデザイン、意思決定、社会・ビジネス、教育工学、経済・金融など、多岐にわたる分野を対象としています。

